ヒナな日

日本を離れ、カナダで自分らしく生きてます!

生きてりゃ落ちる時だってある!

お題「わたしの黒歴史」

 

2018年秋、わたしは人生初のウツを経験しました。

あの時は、ただただ生きてることが辛くて、

自分がウツだと、実感はしていませんでしたが、

今、振り返ってみると、

自分はウツだったんだなーと思います。

 

症状が現れ始めたのは、

昨年、10月頃。

学校が9月から始まり、ちょうど夏休みのバケーション気分から、

学校のある生活に慣れてきた頃でした。

 

 

この頃は、学校と印刷屋さんでのパートタイムの仕事をしていたのですが、

何をやっても、満たされない気がして、

自分が劣っている、もっとやらないとと焦っている自分がいました。

 

学校の成績も、先生に褒められても、

自分で自分を認めることができず、

”どーして自分はこんなにバカなんだ”、”もっとできるだろう”と、

自分を責めていたと思います。

 

それから、

学校で若い20代のクラスメイトをみると辛くて、自分がみじめに思えました。

自分は30代。

”この先勉強して、なんの意味がある”、

”企業だって、若い新卒を取りたいにきまってる”、

”今、頑張って何になる”、

今思えば、すべてをネガティブにとらえていたなと思います

 

はじめは仕事、学校に対しての不安や孤立感からくるものでしたが、

だんだん私生活も、このネガティブな感情に支配されていきました。

 

付き合っていた彼のしてくれることが信じられなくて、彼を責めました。

例えば、彼がわたしのためにコーヒーをいれてくれたり、

朝ご飯を作ってくれたりする行為に対して、

ポイント稼ぎだとか疑ってしまって、感謝の気持ちが持てませんでした。

 

彼も、こんな状態のわたしと一緒にいるのは辛かったと思います。

でも、あのときのわたしを見ても嫌にならず、

今も一緒にいてくれてる彼には、ただただ感謝ですね。

 

改めて思いますが、ウツとは怖いですね。

自分で自覚症状のないまま、どんどん進行していく。

気づいたころには自分の思考にモヤがかかって、なんかよくわかんないけど辛い。

そして、自分でもよくわかんない自分の感情を、

相手にわかってもらおうにも、うまく説明できない。

そして、さらに自分への不満がたまる。

自分を責めて、責めて、責めて。。。

 

今、振り返ってみると、

わたしは自分に対して優しくなかったなと思います。

もし、あの頃の自分に会えるなら、

”ごめんね”って言ってあげたいですね。